私は現在、大阪にある社会保険労務士事務所のホームページ作成やオウンドメディアの作成などのweb集客を担当しています。
私の感覚でいうと、社労士事務所はウェブ集客がしやすい部類に入ります。
しかし、社労士の先生の中には、なぜか「ホームページ等で集客はできない」と考える方が他の士業の先生と比べて多い。
そこで今回は、社会保険労務士事務所はホームページで集客ができるかどうかについて、解説をしたいと思います。
社会保険労務士(社労士)はホームページで集客ができる
最近は、さまざまな業界でホームページをはじめとするWEBサービスによる集客が主流になってきました。
これは、士業においても例外ではありません。
しかし、次のように考えている社労士の方も多いと思います。
- 社労士業界はホームページによる集客に向いていない
- ホームページなんか出してもどうせ問い合わせなんかこない
- 社労士はBtoBが基本だからホームページなんかあってもあまり意味がない
では、本当に社労士業界はホームページによる集客に向いていないのでしょうか。
結論からいうと、これは誤りです。
社労士であってもホームページ等による集客は十分可能ですし、なんなら、他の士業と比べて集客しやすいとまで言えます。
その理由について簡単に説明をします。
理由1、社労士業界は競争相手が少ない
社労士事務所のホームページやウェブサービスをいくつか作成していて思ったことですが、この業界は非常にwebによる集客がやりやすいといえます。
なぜかというと、ウェブによる集客に力を入れていない事務所が非常に多いためです。
ほとんどの社労士事務所がホームページ自体はもっていますが、それは会社の名刺程度の役割しかなく、そこで集客ができるような代物ではありません。
おそらく、ホームページが流行った時代に、ウェブ会社から営業を受けて言われるままに作成したケースが多いのではないでしょうか。
こういうホームページは、集客のための仕組みがまったくないため、ネット上には上がっているけどただそれだけ、ほとんど意味はありません。
こういうホームページが多い業界だからこそ、まともな集客ができるホームページを作れば、効果を上げることができるのです。
なぜ社労士がホームページに力を入れない理由
私は、社労士だけでなく行政書士や弁護士事務所のホームページやウェブ施策も担当していますが、社労士は士業の中でも特にホームページ等に力を入れていないと感じます。
その理由は、はやり「顧問契約が前提だから」という点にあると思います。
社労士事務所は、行政書士や弁護士等と違って、顧客との契約のほとんどが顧問契約です。
一度契約をすれば、安定的に利益が入ってくるため、新規顧客の獲得に対する意識がほかの士業と比べてかなり低い気がします。
特に、親から引き継いだ二代目の社労士事務所の場合、この傾向が強いように感じます。
顧問先に頼る運営方針は危険
しかし、この考えは、長期にわたって事務所を運営していくには危険だといえます。
顧問先を重要視することは当然間違いではありません。
しかし、その顧問先もいつまでも安定的に事業を継続できるとは限らないからです。
また、最近はDX化の流れによって、社労士との顧問契約を見直す企業も増えています。
顧問先に頼りっきりの運営は、今後ますます危険度は増していくでしょう。
理由2、顧問契約であるためホームページの費用を回収しやすい
集客ができるホームページを作成するには、それなりに費用がかかります。
そのため、いくら集客ができたとしても、それ以上に費用がかかってしまっては何の意味もありません。
ただ、社労士事務所の場合、お客様との関係は顧問契約が基本となるため、一時的にホームページの作成費用がかかったとしても、その後に回収できるというメリットがあります。
単発の契約の場合、ホームページの費用対効果をシビアに検討する必要がありますが、顧問契約の場合は、後から費用を回収することができるため、集客のできるしっかりとしたホームページを作りやすいという点があります。
理由3、社労士業務のニーズが高い
社労士がホームページ等で集客できる理由の1つに、社労士業務のニーズが高いという点があります。
例えば、行政書士の場合、建設業許可については、当然ですが建設業の事業者以外からのニーズは全くありません。
しかし、社労士の業務である、社会保険や労働保険の手続きというのは、事業者であれば誰もが行わなければならない業務であり、そこを効率化したい、誰かにまかせたいというニーズは常にあるのです。
多くの企業では、それを経営者や別の担当者が行っています。
しかしそれは、社労士に依頼するよりも、その方か効率的または安く済むと思っているからです。
この誤解を解いて、社労士に依頼するメリットをしかりと提示できれば、集客することはそれほど難しくありません。
社労士事務所のホームページ作成やウェブ集客はご相談ください
説明したとおり、社労士業界はホームページ等による集客がそれほど難しくありません。
むしろ、費用対効果を上げるという点では、他の士業に比べて簡単といえます。
ただ、社労士の先生は、本来の業務が忙しく、ホームページやウェブのことについて調べたり勉強する時間はないと思います。
もし、ホームページやウェブによる集客にご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひご相談ください。
まずは、しっかりと話し合いをし、本当に効果が出せるとお互いが納得したうえで、お見積りを提示させて頂きます。
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